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工芸メーカーをご紹介

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日本の工芸メーカーさんのnoteをご紹介します。
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記事一覧

新連載スタート!企画に込めた想いを語る〈善玉菌を探す旅 #1〉

今回から新しく「環境大善マガジン 善玉菌を探す旅」が始まります! 毎月1回程度、環境大善や商品に縁のある方を取材し、掲載していきます。 初回は、代表取締役社長の窪之内誠さんに、本企画に込めた想いについてお伺いしました。 ー環境大善をはじめて知る方に会社と製品についての紹介をお願いします。 私たちは北海道の東、酪農地帯の真ん中にある北見市で、発酵技術を使った研究や商品開発をしています。父がホームセンターの店長をしていた時に「牛の尿の発酵液」に消臭効果を発見したことが会社の起

めがねが好きすぎて移住してしまった私

はじめまして、チャーリー・ナガヤマといいます。 2021年現在、福井県鯖江市河和田地区という山間(谷)にある眼鏡工場 「谷口眼鏡(たにぐちがんきょう)」で営業として眼鏡ブランドTURNINGの販売促進やクラフトサングラスブランドtesioのディレクターとして活動しています。 初めての記事でしたので自己紹介としてタイトル通り、めがねが好きすぎて移住してしまった私の話をさせてください。 「めがねが好き」とは 僕のいう「めがねが好き」というのはプロダクト製品としてめがねが好き

「来たるべき時が来た」ブランドスタートを切った2年目の人のあれこれ。 #ヘップサンダル

一度も自称したことのない”#サンダル王子”が、ひとり歩きしていることを世界で唯一危惧しているむねサンダルです。 #こんなはずじゃなかった #むねサンダルは自称している ブランド立上げから2年目に入って、「あの時想像しまくってた来るべき時がやってきたかもな、、」というお話をしたいと思います。 ■迎えた2度目の夏ブランドを設立して2度目の夏です。 暑中御見舞い申し上げます。 今日も本当に多くの方にHEPというブランドを応援いただいてます。 この1年で自分の手の届く範囲

はじめに

こんにちは。 SOUKI はくつ下の産地である奈良県の広陵町で 1927年に創業しました。 「品質がいいのはあたりまえ、日々の生活のなかで本当に良いと感じてもらえるくつ下を追求したい」というものづくりに対する想いを創業当時より貫いてきました。 けっして大きな工場ではありませんが、90年近くにわたり受けつがれてきた技術とより良いくつ下をつくるための試行錯誤から成る進化を大切に、素材選びから最後の仕上げまでその素材に適した製法でひとつひとつ丁寧につくりあげています。 SO

"定番"は地球を救う

はじめまして。米津雄介と申します。 硝子の醤油差しからチタン製の自転車まで、さまざまな日用品における未来の定番をつくる「THE」というブランドを経営しています。 そう。英語の定冠詞のTHE(ザ)です。 よく比喩で「THE JEANSといえば Levi’s 501」といった表現をすることがありますが、「これこそは」と呼べるモノ(=THE)を、その道のプロであるメーカーや工場と一緒に作りましょう、というブランドです。 例えば、デンマーク王室のカトラリーを製造する燕市の大泉物

「職人探訪」はじめます 〜ご挨拶と漆琳堂のこと〜

みなさま、こんにちは。 漆琳堂の8代目当主、内田徹です。 少し前からnoteをぽつぽつと更新していましたが、今回から「職人探訪」という試みをはじめてみることにしました。 あまり知られていない漆器づくりの裏側やものづくりにかかわる産地の人たちのことなど、みなさまにご紹介できればと思っています。 今回はあらためて越前漆器や私たち漆琳堂のこと、なぜ「職人探訪」をはじめるのかなど、ご挨拶に代えてお伝えしていきます。 越前漆器について越前漆器の歴史はとても古く、約1500年前の

トリプル・オゥのnoteはじめます。

はじめまして! トリプル・オゥnote編集部の新井です。普段はお客様係として、いろいろな業務に携わっております。 000(トリプル・オゥ)は群馬県の桐生市というところで、糸のアクセサリーを作っています。 なぜnoteを始めるのか?本日より公式のnoteを立ち上げました! 今回は初めての投稿となりますので、なぜnoteを始めようと思ったのかをお話させていただければと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 ブランドの思いを伝えたい 000のミッションに「日常を

大日本市のパートナーブランドをご紹介します。

いままで展示会のことを投稿することが多かったですが、私たちの「日本のいいものといい伝え手を繋ぐ」というコンセプトに欠かせないブランドがあります。 大日本市が全国の工芸メーカーを集め販売を行っています。そのブランドを「パートナーブランド」と呼んでいます。 中川政七商店は、日本の工芸を元気にする!というビジョンを掲げています。そのため自社の商品だけが売れればいいというわけではありません。全国に数多くある工芸メーカーが一緒に成長していくことが使命になります。 「パートナーブラ

56年間「竹の、箸だけ」を作り続けてきたわたしたちが、ブランドに込めた思い

こんにちは。 熊本の山奥で「竹の、箸だけ」作っている株式会社ヤマチクの三代目、山﨑彰悟(通称、箸おじさん)です。 ヤマチクは創業から56年間、熊本の山奥で「竹の、箸だけ」を作り続けてきました。 わたしたちの事は、誰も知りません。 しかし、「中川政七商店」「THE」など、誰もが知るブランドの竹のお箸を作っています。 そんなヤマチクが、はじめて自社ブランドを作りました。 ブランド名は「okaeri」 「okaeri」に込めた3つの思い お箸の原点に、「おかえり」

堀田カーペットの会社案内

ご来社いただけるお客様も増え、何度か「会社案内」をつくろうとしたことがあります。でも、いわゆるどんな設備を持っていて、何人社員がいて、どこに工場があって、なんていう情報をお客様にお渡ししても、どうせゴミになるし、伝えたいことはA4のパンフレット1枚では到底伝えきれないな、と思い、noteをはじめた経緯があります。 お客様に興味を持ってもらえたら、僕たちの会社のことを隅から隅まで読んでほしい!だから会社案内は、僕のこのnote全部で表現していきたいと思います。 なのですが、

「祈りのきっかけ」を扱うショップ、ここかしこが8年目になりました。

みなさまこんにちは。ここかしこです。このたびnoteを始めました。どうぞよろしくお願いします。 ここかしこは、2012年9月、「いのり」にまつわるものに特化したwebショップとしてスタートしました。今年で8年目を迎えます。 8年の間に、変わったこと、変わらないこと 私たちの運営は少しだけ複雑です。 経営の母体は100年超の歴史を持つ富山県高岡市の神仏具問屋企業。そして企画系のワークは全て東京の混成チームが行っています。 東京混成チームを構成するのは、デザイン、バイイ

工藝と暮らし、禅と生きる。

工藝と禅 「工藝」とは、 古くは人類史とも密接に関係し、 進化や環境、そして人の智慧によって磨かれ、 暮らしをより良くしていくものとしての 道具のことを指します。 一方「禅」とは、 物事の真実の姿、あり方を見極めて、 これに正しく対応していく心のはたらきを 調えることを指すそうです。 わたしたち漆琳堂は越前にあります。 同じ越前には道元禅師が開いた禅宗のひとつ 曹洞宗の大本山、永平寺があります。 この時代を生きる禅はこの地に暮らすわたしたちにとって 大切にしたい考えかた

人がその商品を選ぶワケ #ヘップサンダル

■生涯に買うサンダルの数人は安いものを買うわけではなくて、買う理由が多い方を選ぶ。 これは、けんすうさんがどこかで仰っていたのですが、やけに深く納得しました。 多分に漏れず、自分もそういった購買行動やモノ選びをしているからです。 元々、自分はアパレル業界にいたのでバカになっている側面がありますが、1年間に買う靴の数は知れています。 春と秋に1足ずつ。さらに夏か冬に季節性のあるサンダルやブーツ。 ざっと2〜3足といったところでしょうか。 その中でも人生でサンダルを買う

鳥のように自由に旅に出てほしい

TO&FROは、「鳥のように自由に旅に出てほしい」という思いを込めた、軽くて機能性の高いトラベルギアブランドです。石川県金沢市は世界トップクラスの軽い織物を作る技術でも知られる土地ですが、この金沢市に本社を構えるカジグループが立ち上げました。 「軽量」で「コンパクト」という機能性の高さゆえ、多くの旅人の中で高い人気を博しています。 この度、TO&FROのことをもっとたくさんの人に知って頂くべく、世界各地で活躍する旅人によるTO&FROファンの集い「TO&FRO認定トラベラー