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奈良のサンダルブランド「HEP」が成長していく道のり

大日本市は、日本の「いいもの」と「いい伝え手」をつなぐ活動をしています。

いいものとは、素材・技術・風習に根ざし、今の暮らしに合っている。つくり手がものづくりに誇りを持ち、真摯に向き合っているメーカーが作り出すアイテムです。

良い伝え手とは、ものづくりへの共感があり、作り手と対等なスタンスであり、ものが好きで、その魅力を生活者に提案できる、小売店様になります。

商品が生活者の手元に届くには小売店の存在が欠かせません。
大日本市は展示会を中心に、商品と小売店が出会う場をつくっています。

今回は実際に日本のいいものを作り、成長していく過程と、いい伝え手が出会った事例をご紹介します。

日本のいいものブランド:HEP(ヘップ)

今回ご紹介するブランドが、1952年、奈良で創業した川東履物商店が⽴ち上げた新ブランド、HEP(ヘップ)。
HEPは”ニューヘップサンダル”を掲げて、⻑年⽇本の家庭で愛されてきたヘップサンダルを、現代ならではの履物として、様々さな⾓度からアップデートするブランド。

4バリエーションの集合イメージカット

HEP
ひとりひとりがあらゆる場所へ気軽に一歩を踏み出せるように。HEPは奈良で1952年より履物を生業としてきた川東履物商店が、長年日本の家庭で愛されてきたヘップサンダルを、現代ならではの履物として、様々な角度からアップデートします。

履物産地奈良のサンダル

さっと履ける気楽なヘップサンダルは、かつて奈良を産地として栄えました。⼟間や庭先、⽞関から商店街、ちょっとしたおでかけ。
ヘップサンダルは、さっと履いて気楽に出かけられる履き物として⻑年、
⽇本の家庭で親しまれてきたのです。そんな履物文化を絶やすまいと立ち上がったのがHEPです。

ヘップサンダル

その名の由来は映画「ローマの休⽇」?!

劇中でオードリーヘップバーンがサンダルを着⽤したことから、⽇本で”ヘップサンダル”と呼ばれるようになったと⾔われています。
⽇本の⽣活道具として広く親しまれてきたヘップサンダル。
当初は⼥性向けのフロントオープンで、かかとなの無いバックレスタイプのミュールの形を指しました。

中川政七商店の教育講座でブランドを立ち上げ

中川政七商店は教育事業の一環として、経営とブランディング講座として人材育成のための講座を開催しています。

中川政七著「経営とデザインの幸せな関係」を教科書とし、全6回(半年間)の講座を通じて、経営~ものづくり~流通・コミュニケーションの設計まで一連の行程を実践的に学んで頂く内容となっています。

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※こちらは今年の大阪開催の内容です

そこで2018年奈良講座を受講していたのが、HEPを立ち上げてた川東さん。

奈良発HEPサンダルの価値を世に広めたい!という想いをもって受講していただき、実際にブランドを立ち上げるきっかけになりました。

実際に資料も残っております。

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ここからHEPが始まっていきました。

この講座受講をきっかけに出会ったのが、デザイナーの長砂さん。その後もブランド事業を帆走するクリエイティブのパートナーとして共にタッグを組まれています。

2020年2月の大日本市で展示会デビュー

そして2020年2月に行われた合同展示会大日本市にて展示会のデビュー。

初めての展示会だったので、バイヤーの皆様に手に取っていただいたのは初めて。準備も行ることなく、丁寧に説明されていた印象にあります。

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勉強会やSNSなど積極的に取り組まれており初めての参加とは思えない集客力でした。

たくさんのお客様に興味関心を持っていただき、予想以上の販売実績となりました。

特にメディアに取り上げて頂くことができ、このメディア取材をきっかけに自社のオンラインショップで商品が売れるきっかけとなったそうです。

ジャーナルスタンダードさまにて取り扱い

情報発信も増え、少しずつ認知も増えてきました。そして、2020年8月よりジャーナルスタンダードにてお取扱いが開始となりました。

担当バイヤーさまにお話を伺ってみると、出会いのきっかけはInstagramだったそう。サンダルを探していてInstagramの検索フィードのに出てきて興味をもらい、Instagramから直接DMを送り、取り扱いが実現したそうです。

導入のポイントは、Instagramからも伝わる雰囲気、プライスが買いやすいこと。ユニセックスでも提案できて、ソックス合わせができるので夏が過ぎても履いてもらえるというポイントでした。

HEPはビジュアルをインスタグラムで積極的にPRしているためそのに導入のポイントがぴったり合った形となりました。

店頭でも代表の川東さんが接客をされ実売にもつながりました。。またオンラインでの動きも良く、ビジュアルをしっかり固めているところにも成功のポイントがあったようです。

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それぞれのSNSの特性を生かしブランドの発信力を高める

代表の川東さんは、Instagram、Twitter、note、FacebookとそれぞれのSNSを使用し、それぞれの特徴を生かし発信を続けている。

Instagramでは世界観を大事にし、Twitterではコミュニケーションを大事にして情報をシェアしております。

noteではユーザーの声を実際に取材してきちんと掲載。安心感をもたらしてくれる。

お話を聴いて特徴的だったのがFacebookの使い方。実際にひざを突き合わせて出会ってきたたくさんの方々と実名アカウントで繋がり発信し続けることで、応援してもらうことが多くなっているそうです。

実際、足しげく通っているお隣り町の奈良県宇陀市の方々が最もサンダルを買ってくださっているそう。きちんと地元奈良で愛されるブランドになっています。

オンラインでもオフラインでも人と人とのコミュニケーションを大事にされる代表の想いが伝わるSNSでブランドをより多くの方に知ってもらっている良い事例になっています。

日本のいいものと良い伝え手をこれからも繋ぐために

大日本市ではつくり手と伝え手がつながる場を提供していきます。作り手の方々には学びを、伝え手の方には出会う場を多く提供できるよう展示会だけではなく、ブランドの成功事例や、活動の内容をnoteで発信してきたいと思っています。

どんどん新しいブランドを世に知ってもらうために大日本市は日々活動していきますのでよろしくお願いします。

今回ご紹介したブランド
HEP(ヘップ)
オフィシャルサイト:https://www.hep-sandal.jp/
オンラインショップ:https://hep-sandal.stores.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/hep_sandal/
note:https://note.com/neto_note
Twitter:https://twitter.com/mune16


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中川政七商店が運営する事業「大日本市」の公式アカウントです。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、展示会やイベントの企画などで、日本のつくり手(工芸メーカー)と伝え手(小売店)をつなぐ活動をしています http://www.dainipponichi.jp/

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