日本の ”いいもの” と ”いい伝え手” を繋ぐために。大日本市は公式noteを始めます
はじめまして、中川政七商店が運営する大日本市note編集部です。
大日本市(だいにっぽんいち)と読みます。だいにほんいちではありません。
大日本市ってなんなの?という方がほとんどだと思うので、まずは自己紹介をさせて頂きます。
大日本市は、日本の ”いいもの” と ”いい伝え手” を繋ぐための場所づくり
大日本市は、「日本の工芸メーカーを支援し、全国のお店と出会う場をつくる」いわば、BtoBの流通支援事業です。
中川政七商店は「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに、今は全国にお店も出店させて頂き、一度はお店に足を運んでいただいたことがあるかもしれません。昨年も渋谷に大型店を出すなど、少しづつ知っていただける方が増えてきました。お店は一般のお客様を対象に日本の工芸の素晴らしさを伝えています。
なので大日本市は、「いいもの」をつくるモノづくりメーカーが集まり、「良い提案」をしてくれる小売店や施設の皆さんが探しに来てくれる。そんな活気のある場所づくりを目指しています。
では具体的に行っていることをご紹介します。
日本全国のいいものに出会える展示会「大日本市」
年に2回、合同展示会として中川政七商店主催で「大日本市」という展示会を行っております。
日本には衣食住にまつわる数多くの産地があり、個性豊かなものづくりがおこなわれています。そんな産地のメーカーが約50社ほど集まります。
前回の様子などはこちらから見れます
大日本市の特徴は、「商談の場」「体験の場」「学びの場」の3つがあります。
1.商談の場
出店しているブランドの商品をその場で受注することができます。その場で見たものをすぐに発注できるのはもちろんですが、作り手の方がきちんと説明してくれます。自分たちのものづくりへの想いを、自分たちの言葉で伝えることを大切にしている。
この写真で説明している「BAGWORKS」の山科さんも普段はいつも鞄を縫っている職人さん。いつも丁寧に細かい部分まで説明できるのは自分で縫っているから。この職人さんのお話が聞けるのは大変貴重です。
またいいものがあっても、出会うチャンスを逃さないように、各出展メーカーも工夫をするのですが、特徴的なのはみんなで一緒に成功させること。
展示会の前日には各メーカーが集まって接客勉強会を行ったり、展示会の途中でもみんなで意見交換しています。
これが大日本市であり、たくさんの展示会を周ってこられたお客様も、「大日本市って雰囲気良いですよね!」や、「大日本市っていつも活気がありますよね!」とお声を頂きます。
賑わいのある市場のような雰囲気で商談ができるよう毎回工夫をしています。
2.体験の場
ほんとに毎回、個性豊かなメーカーがあり、会場を1周するだけで日本一周した気分になります。
私も、担当のお客様と一緒にブースを回るのですが、どのメーカーも魅力的過ぎて2時間以上連れまわすこともしばしば!それだけ想いの思った商品には驚きや感動があります。
また、多くのメーカーの実演や試食試飲が体験できます。
どうやって商品ができているのか、産地はどんなところにあるのかなどまるで工場見学にきているかのような臨場感を味わってもらいたいと考えています。
飲食を提供しているブースはいつも大盛況。いろんな味を体験しながらその場で作り手の話も聞ける。こういった貴重な体験ができるのも大日本市の特徴になります
3.学びの場
ご来場いただくみなさんは、全国から集まる小売店や施設の方です。せっかく集まっていただく場所であるので、商品を選んでいただくとともに、学びの場として活用頂きたいと思っています。
その一環がトークイベント。様々な分野の方に登壇頂き、これからの小売についてや、地方で活躍される小売店の情報など幅広くお伝えできるようにしています。
前回にはこのnoteのプロデューサーである最所あさみさんも登壇頂き、満員御礼を頂くほど盛況でした。
大きく3つにわけて大日本市の特徴をお伝えしましたが、目指しているのは日本の ”いいもの” と ”いい伝え手” を繋ぐための場所づくりを目指しているということになります。
このnoteで大日本市がやりたいこと
ここからが本題です。
このnoteでやりたいこと。それは冒頭にもお伝えした、日本の ”いいもの” と ”いい伝え手” を繋ぐための場所づくりをする。ということです。
今までは展示会に来ないと出会えない。各地の情報を自分で検索したり現地に行かないとわからない。ということが多かったと思いますが、このnoteでいつでも日本のいいものに出会ってもらえるようになりたい。
またせっかく良い伝え手の方が集まっていただくので、良い販売の方法や、実績などもどんどん発信していきたいと思います。
もしかしたら一緒にこのnoteで商品開発したり、世に出る前の商品を体感してもらうこともできるかもしれません。新たなチャレンジをどんどん行いたいと思っています。
<大日本市がnoteで発信すること>
①まだ知られていない日本のいいものを伝えたい
②魅力的なつくり手やおもしろい産地情報
③店作りの学びになるノウハウ
みなさんも一緒に日本のいいものに出会って、ドキドキしませんか?
日本の ”いいもの” と ”いい伝え手” を繋ぐために。大日本市noteはじめます。