素材とデザインの良さが生きる、奈良県産のスニーカー「TOUN」を履いてみた
箱をあけた瞬間、まず驚いたのは「皮のにおい」だった。
変な話だが、このスニーカーの素材の良さはにおいでわかる。それほどまでに匂い立つスエード。なにしろ紐とソール以外はすべてスエードだ。
これは奈良県の革靴産地である大和郡山市でつくられた、オリエンタルシューズ社による「TOUN」というスニーカーブランドだ。
なぜそんなスニーカーがいま手元にあるのか。
大日本市の「かたりべ」に選んでいただきました雑貨などを販売する中川政七商店が毎年、バイヤー向けの展示会「大日本市」を開催