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【展示会企画】カタリベ大日本市

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工芸を熱く語って頂くカタリベさん達に展示会出展者のアイテムのレビューを書いていただいた記事の一覧です。プロの目線から一般ユーザーの目線までたくさんの記事を公開しております。
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#カタリベ大日本市

モノが語りかけてくる声に耳を傾けるということ。

連載のように続けてきた大日本市の「プロのカタリベ」企画。ついに(?)最終回をお送りします。 今まで一本一製品で書いてきましたが、今回は試した製品の中で良かったものをご紹介していきます。 (今回はモデルが木村自身なので、ちょっと絵面がわるい写真は公式サイトの写真をお借りしました…!) 大和工房のroom'setta今回試した中で、個人的にもっとも気に入ったもの。それが大和工房のroom'setta(ルーム雪駄)。 読んで字のごとく、室内履きの雪駄です。 その雪駄スタイ

うつわで叶える、炊き立て朝ごはんの誘惑

前回に続き、中川政七商店『大日本市』「プロのかたりべ」としてうつわを使ってみた良さや、私だったらこんな風にコーディネートしたい!という「うつわの魅力の伝え方」についてお話ししたいと思います。 この記事は、中川政七商店が運営する「大日本市」の企画で、 暮らしの道具を実際に使用し、プロのカタリベとして感想を記事にしています。 バイヤー向け展示会「大日本市」のサイトはこちら https://www.dainipponichi.jp/shop/pages/exhibitions20

「僕たちは”道具の翻訳家”なんです」自分のための料理道具が見つかる、飯田屋の魅力とは【いいカタリベがいるお店紹介】

世界最大級の飲食店用問屋街「かっぱ橋道具街」。そこにマニアックで専門的な道具がぎっしりと並んだ”超”料理道具専門店「飯田屋」があります。そこで店主を務めるのが、6代目の飯田 結太さん。さまざまな料理道具を使い比べて、語り尽くしてきたまさに道具のプロ。 前回の記事では実際に道具を使用して頂き、道具専門店ならではの目線で語って頂きました。今回は、たくさんの道具店が軒を連ねる中、なぜ飯田屋はたくさんの人に支持され愛され続けるのか。その理由について迫りました。 ■前回の記事はこち

永く使えるってどういうことだろう?

中川政七商店さんの展示会「大日本市」のコンテンツ「プロのカタリベ」シリーズ連載の第二回をお送りします。 今回は福井県は鯖江市の谷口眼鏡さんが製造する、tesioのARCH プロダクト好きなら、鯖江市がどんなところかご存知でしょう。 行政のHPが…めがね! wikipediaでも 福井県は、眼鏡フレームの生産で日本市場の96%を誇り、鯖江市はその生産の中心を担う。成人式では新成人に眼鏡を配っている。 (wikipediaより) もう知らない人はいないほど眼鏡が有名な

頑張っている人をみると、応援したくなる。

前回に引き続き、中川政七商店さんの展示会「大日本市」のコンテンツ「プロのカタリベ」をお送りします。 ご紹介したいのは川東履物商店の「HEPサンダル」です。 HPより その名の由来は映画「ローマの休日」。オードリーヘップバーンがサンダルを着用したことから、ヘップサンダルと呼ばれるようになったそう。 土間や庭先、玄関から商店街、ちょっとしたおでかけ。 ヘップサンダルは、さっと履いて気楽に出かけられる履物として 長年、日本の家庭で親しまれてきました。 川東履物商店は奈良で195

明日の自分に、祈りをこめて。心をととのえるための、マイルール。

毎日使うものだからこそ、パワーがある。数年前、恋愛で痛手を追い、気持ち的にしんどい時期がありました。今思うと、あんなにクヨクヨしてた自分が信じられないのですが、当時は人生の中でもトップ3に入る大事件!という感じで(笑)落ち込んでいました。 運悪く(?)その出来事が起こったのは、私の誕生日の直前でした。全然ハッピーな気分になれるわけもなく、平静を保つのに必死。仕事をして気分を紛らわせようと忙しくしてみるのですが、家に帰ると気持ちが沈んで、というの日々の繰り返しでした。 そん

大人のチャイムには癒やしがあってほしい。

澄み切った、清らかな調べ。"おりん"を振ってそっと耳元に近づけると、美しく長く音が広がっていく。このちいさなベルを、わたしの暮らしのチャイムにしよう、と胸をときめかせた。 ****** こんにちは、こんばんは。くりたまきです。 わたしは会社でも副業でも、ライターとして仕事をしています。困っていたのが、時間の管理。会社で書き、家でも書き。仕事と暮らしが一体となっていて、それが楽しい面もありつつ、のんびりする時間をどう満喫するかが課題でした。 そんなときに出会ったのが、京

和食器でカワイイはつくれる|青磁と漆器でティータイム

前回に続き、中川政七商店『大日本市』「プロのかたりべ」としてうつわを使ってみてその良さや、私だったらこんな風にコーディネートしたい!という「うつわの魅力の伝え方」についてお話ししたいと思います。 この記事は、中川政七商店が運営する「大日本市」の企画で、 暮らしの道具を実際に使用し、プロのカタリベとして感想を記事にしています。 バイヤー向け展示会「大日本市」のサイトはこちら https://www.dainipponichi.jp/shop/pages/exhibitions

奈良県産の靴下「SOUKI」から学んだ、"きちんと選ぶ"価値観

みなさんは、靴下を買うとき何を基準に選びますか。 わたしの場合は、3足で1,000円がうれしいときもあり、わかりやすい見た目の好みで手に取ることもあれば、履き心地に特徴のあるものを選ぶこともありました。 この春、奈良県のSOUKIの靴下に出会い、素材や編み方、つくり手の思いなども選択肢に加わりそうです。 毎日のように使うからこそ、丁寧につくられたものを選びたい。そう思うようになりました。 完成された形に何を求めるかSOUKIの靴下をみた第一印象は「シンプルでなんか良い

ふわふわのお友達「イエティ」が和歌山県からやってきた!

幼い頃からぬいぐるみが大好きです。 昔からつぶらな瞳に見つめられると、つい「うちにおいで」という気持ちが止めどなく湧いてくる。それは大人になってからも変わらずで、もちもちとしたボディ、ふわふわの毛並みを見るたびに私の心はキュン!と大きな音をたてる。ぬいぐるみって、かわいい。 けれどこどもの頃と少し変わったのは、お迎えする子は時間をかけて選ぶということ。限られた部屋のスペースのことを考えたり、せっかくならすてきに飾ってあげたい、とか。お気に入りのインテリアと一緒に、お迎えし

【体験レポ】これは初めての自炊にもオススメ!美味しく簡単に「蒸し」ができる便利グッズ/家事問屋の【蒸しかご】

拝啓、息子へあなたが大学進学と共に家を出て一人暮らし始めてから、早いもので8年目の春を迎えました。 大学を卒業して社会人になった今も、自炊生活を送っているとのこと。 元気で頑張っていますか? ところで、今回、便りを送ったのは他でもありません。 最近、お母さんはとっても便利な道具を見つけたので、それをお知らせしたくて、手紙を書きました。 ふっふっふっ。何なのか気になるでしょう? それは「蒸しあみ」という調理道具です。 「え?何それ?意味わかんねー!」と叫んでいるあ

料理道具を知り尽くした店主が語る、幸せな食事を増やすための道具とは?|飯田屋・飯田 結太さん

2021年6月に行われる大日本市展示会。そのメイン企画でもある「カタリベ大日本市」を企画をするにあたって、どうしてもお話を聞いてみたい人がいました。 それは浅草・合羽橋にある料理道具専門店「飯田屋」の6代目店主、飯田 結太さん。聞けばさまざまな道具を使いつくし、その良さを日々お客さんに語り尽くしているというのです。 今回は飯田さんに大日本市に出展するブランドのアイテムについて、そして料理道具専門店である飯田屋が目指すべきことを、とことん語っていただきました。 飯田結太/

磨き抜かれた"定番"という美意識|『THE』でホテルライクなモーニング

こんにちは、”うつわといえばこの人”なスタイリスト菅野有希子です。 なんて唐突に専門家っっぽい挨拶からはじめたのには理由があって。このたび中川政七商店『大日本市』「プロのかたりべ」に選んでいただいたからなんです〜! この記事は、中川政七商店が運営する「大日本市」の企画で、 暮らしの道具を実際に使用し、プロのカタリベとして感想を記事にしています。 バイヤー向け展示会「大日本市」のサイトはこちら https://www.dainipponichi.jp/shop/pages/

長いおつき合いになりそうな予感がするキッチンツールたち

¥200